子育てと幸せな暮らしづくり

2019年2月に第1子出産。子育てと、心地よい暮らしづくりを記録します。

過酷すぎたつわり。妊娠6カ月なのにまだ終わらない(前編)

出産に向けた準備をどんどん進めたいのに、

それを阻んでいるものがあります。

それは、

終わらないつわり

 

つわりのピークだった妊娠3カ月ごろよりは、かなり回復し、吐き気も収まりましたが

6カ月に突入したというのに、「よだれづわり」が続いています。

 

つわりがひどすぎて、仕事もお休みしていた夏ごろは、

同じように苦しんでいた妊婦さんやママさんたちのブログを読んで勇気をもらい、

「いつか終わる、絶対終わる」と自分に言い聞かせ、励ましていました。

 

私もあのつらさを忘れないうちに書いておこうと思います。

 

食べる気力さえ起きなくなった

つわりが始まったのは妊娠6週目。

妊娠が分かって2週間後のある日、夕方から胃もたれのようなムカムカを感じ始めました。

リバースすることはないものの、止まらない胸のむかつき。

 

その日から、お米や、においのきつい魚(サバなど)が食べられなくなりました。

スープを飲んだり、一口ゼリーを食べてみたりしたものの、

変に味に敏感になり、まずく感じました。

 

「これなら食べられるかも」と思って買ったものが、全然食べられなくて冷蔵庫に残ってしまう…。

それを見ると、「今日も食べられなかった。無駄になっちゃった」と

だんだん、食べる気力も失われていきました。

とにかく何をする気も起きなくて、家にいるときはずっと横になっていました。

会社に行くにも、電車の揺れが気持ち悪い。

やっと会社に着いても集中できない。

 

子どもができにくい体で、1年間の不妊治療を経て授かったのもあり、

「無理をして、お腹の子に負担をかけるようなことは絶対しない!」

と決めていたので、しばらくの間、会社を休むことにしました。

 

仕事を休んだところで、つわりが軽くなることはなかったけれど、少しほっとしたのを覚えています。

8週目ごろは、かろうじて口にすることができた桃などのフルーツや、牛乳、飲むヨーグルトでしのいでいたものの、

本格的にリバースするように。

 

みるみるうちに痩せてしまい、

吐き気とだるさで動けず、妊婦健診や母子手帳をもらいに行くのもつらかった。

母子手帳は、夫に頼んで市役所へ取りに行ってもらいました。

 

地獄の「よだれづわり」

ある日横になっていると、口の中によだれがあふれてきました。

「あれ?よだれが止まらない」

これが、地獄の「よだれづわり」の始まりでした。

 

常に口からよだれがあふれてきました。最初は、フェイスタオルを口に当てて吐き出していました。

でも30分もするとびちょびちょに…。

そのタオルの臭いがまたきつくて、リバースしそうになりました。

 

よだれがあふれ、食べたり飲んだりする気力もおきない、やっとの思いで何か口にしてもリバースしてしまう…。

地獄でした。

これが何カ月も続くと思うと、絶望すら感じました。

 

不妊治療していたときは、「妊娠さえできれば幸せ!」とか思ってました。

妊娠・つわりがこんなにつらいなんて、ナメてました。

 

いま振り返ると、食べる→戻す&よだれで水分失う、

のWパンチで脱水症状のような状態だったのではないかと思います。

 

スーパーやコンビニにも行けないので、家から食料が尽きていきました。

それでも横になるか、うずくまってじっとしているか、のどちらかしかできない。

 

もっと夫を頼って、買い物を頼んだりすればよかったかなとも思います。

でも、仕事の時間が不規則で、日によって家を出る時間も帰ってくる時間も違う夫に、タイミングを見計らってお願いする、

ということを考えただけで疲れました。

 

通っていた病院で週に1回ほど点滴をしてもらっていましたが、

点滴に通うのもつらい。

 

そのころちょうど梅雨が明けました。

「もうだめ…」

暑いのが苦手な私。

どうしようもなくなって、自分の力で乗り切ることを諦め、

自分から「入院したい」と病院に伝えました。

 

 

書いているうちに、当時のことをどんどん思い出してきちゃいました。

書ききれないので、(後編)に続きます。